こんにちは、ろきママです。
ここではチャイルドコーチングについて紹介していきます。
日々の生活の中でバタバタしていて、余裕がなくついつい子供に叱ってしまうことありますよね。
私も子供が2人いて叱ることがあります。でも子供に叱ってもふざけてばかりで全然伝わってないなと思ったことありませんか?
叱る以外に子供が言うことを聞いてくれる方法がないかなと思っていた時に出会ったのがチャイルドコーチングでした。
チャイルドコーチングについて一緒に学んでいきましょう。
チャイルドコーチングとは
コーチングとは、コーチングを受ける人が自分で答えを導き出す技術です。この技術を子育てに応用したものがチャイルドコーチングになります。
コーチングは主に話し合いで行われます。その話し合いは「聴く、質問する、相手に考えさせる」の3つの流れで行います。
ですが、子供が小さいときは、本人に知識や経験が少ないため話し合いは難しい場面が多いです。そんな時は行動の仕方を具体的に教えてあげる「ティーチング」が多くなります。
例えば、「道路を渡るときは大人と手をつないで渡ろうね」等、守らなければならない決まり事を子供に伝え、すぐに行動してもらわなければならない状況がたくさんありますよね。そういったすぐに従ってほしい場面では「ティーチング」が必要になります。
しかし、子供が指示に従ってくれないとき、時間の取れる場所で「どうして手をつなぎたくないのか」「つながないとどんなことが起こるのか」など子供と話し合い、子供に考えてもらうこれがコーチングです。子供に考えさせることで子供自身が親の指示に納得して行動できるようになります。
子供にも子供なりの言い分があると思って、話を聞いて意見を言い合う
これが大切です。
チャイルドコーチングの基本ステップ
チャイルドコーチングにおいて最も大切なテクニックは「相手の話を聴くこと」です。
ここでいう「話を聴く」ということは途中で口を挟まない、最後まで話を聴くことです。
穏やかな気持ちで始まった親子の会話がなぜか最後には喧嘩になってしまった経験はありませんか。
会話が喧嘩に発展してしまう理由は、会話の早い段階で親が口を挟んでしまうことにあります。
子供との会話を遮ると以下の問題が起こります。
1:早合点、話の誤解
子供にとって話しにくい大切な内容であればあるほど単刀直入にはなれず、前置きや話の堂々巡り、一見関係のない話などが出てきます。子供にとっては本当の気持ちを話す前の「準備」会話なのですが、親がそこで口を挟んでしまえば、子供は本題に入っていけなくなるかもしれません。
プロフェッショナルなカウンセリングでも「初回の話を聴いた段階では、カウンセラーはまだ助言しない」というルールがあるほどです。子供の話の途中で性急に結論したり、助言したりしないようにしましょう。
2:気持ちに水を差してしまう
真意を話すのには勇気もエネルギーも必要です。
途中で親が主導権をとってしまえば、子供はそれ以上心の内を話すことを諦めてしまうかもしれません。真剣になっていればいるほど、途中で口を挟まれることで話を聴いてくれないと傷ついてしまう子もいます。
また、話をしている子供は自分の本当の気持ちを探りながら話をしています。親が途中で口を挟むと子供の思考の流れを遮ってしまうことにもなります。
とはいえ、人生の大先輩である親は、親切心から「早く子供に正解を教えてあげたい」と思ってしまうでしょう。
コーチングではその衝動を抑えなければなりません。
「無言ゲーム」をしてみよう
すぐには話を最後まで聴けるようにはなれないと思うので、最初のうちは自分の中で子供が一つのセンテンスを完全に言い終わるまで、どんなことがあっても絶対に口を開かないというゲームをしてみましょう。
一つのセンテンスを黙って聴くことができたら、次のセンテンスが終わるまで「無言ゲーム」を続けてみましょう。
思わず口を挟みたくなるような話を聴いている間は、温かい相槌を打つ余裕がないこともあります。そんな時は、無言でうなずくことでごまかしちゃいましょう。
最後に
人間は話を聴いてもらうだけで大きな満足感を得られます。
口を挟まず話を聴ける時間が長くなればなるほど、そのリスニング行為だけで解決していく問題が多いことにびっくりすると思います。
まずは口を挟まず子供の話を最後まで聴いてみることから始めてみましょう。
コメント