こんにちは、ろきママです。
今回は親子の会話での声かけについてお話していこうと思います。特に幼児に向けた声かけについてお話していきます。
会話において大切なことは共感です。会話はまず共感して話を受け止め、そして投げかける会話のキャッチボールができていると良好に関係が築けるようになります。
そんな共感の気持ちを表す方法を一緒に学んでいきましょう。
感謝とねぎらいの言葉をかけよう
前回、チャイルドコーチングにおいて一番大切なことは子供の話を最後まで聴くということをお話ししました。子供の話が落ち着いたら今度は親が話をする番です。
まず最初に感謝やねぎらいの言葉をかけてあげましょう。
子供は親の反応にドキドキしているかもしれませんから、最初は共感の気持ちを伝えましょう。
「大変だったね」
「よく頑張ったね」
「話してくれてありがとう」
「話ができてうれしかったよ」
など、ねぎらいの言葉を最初にかけると、子供は安心して「もっと話したい」と思ってくれるかもしれません。
促してみよう
最初のうちは「話を最後まで聴く」だけで精一杯になってしまいますが、慣れてきたら話の途中であいづち、うなずきを入れてみてください。
「うん、うん。」「そうなんだ。」「へえー」「そうしたらどうなったの?」などのあいづちが話をさらに促すと同時に、「興味を持って話を聞いているよ。もっと聞かせて」という共感の態度を表すことができます。
話を繰り返す
相手の言葉を繰り返すことで「理解しているよ」「ちゃんと聞いてるよ」というメッセージを伝えることができます。
繰り返すべきキーワードは「相手の感情」です。
「怖かったのね」「嫌だったのね」「面白かったんだね」など、感情を表す言葉を短く繰り返すことで、子供は自分の気持ちに共感してくれた、寄り添ってくれたと安心してくれると思います。
リクエストで伝える
子供に何かしてほしい時に「〜して」とついつい命令口調で伝えてませんか。命令口調で伝えると子供は反抗してきます。
そんな時は、リクエストという形で「〜してくれますか」「〜してくれるかな」とお願いしてみるといいかもしれません。
例えば、部屋を片付けて欲しい時「片付けて」と命令口調で言うと、なかなか片付けてくれないむしろ部屋を散らかされませんか?
私もつい命令口調で言って、子供にイヤと言われて結局私がやる場面が多々あります。
でも、リクエストで「片付けしてくれますか」「片付けてくれると助かるな」と伝えるとすんなりやってくれたりします。
ここで、重要なのはリクエストの頼み手は親であることです。
リクエストをする時は、「〜さんが困っているから」と人の責任にせず、自分の責任にしましょう。
子供はリクエストの相手が他人より親である方が、リクエストを聞きやすくなります。
まとめ
今回は、幼児への声かけについてお話ししました。
子供との会話で「ちゃんと話聞いてるよ」「共感しているよ」のメッセージを伝えれば、子供も安心してたくさん話してくれると思います。
子供が今日あったことや友達とのことなどたくさん話してくれると嬉しいですよね。また、子供との会話で親も気付かされることがあると思います。
コミュニケーションをたくさんとって親子関係を良好に築いていきましょう。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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